大学というコンテンツはオワコン、教育はまだイケる
今週のお題「思い出の先生」
先生の話をするまえに、大学教育と教育業界の動向について知ってほしいことがある。
大学というコンテンツは前々から言われているけれど、大学生から見てもオワコンだということ。
しかし、それとは別の教育コンテンツが増えてきていること。
まずは私の思い出の先生についてお話しましょう。
私の思い出の先生は、小学校6年生の頃の担任の先生
私は自然の多い小学校で育ちました。
6年生の時に担任をしてくれていた先生は、それは厳しい先生で
ゆとりゆとりと叫ばれている世代ですが、宿題を1つやらなかっただけで廊下でずっと立たされたり、なぜやらなかったのかを泣いても問いただす先生でした。
しかし、楽しむときもそういったときも真剣な先生で、みんな先生を信頼している関係でした。
その先生がいた代の先生方はみんな良い先生ばかりでした。
小学校時代の出来事で今に生きていること。
小学校時代のことを振り返り、今でも自分に生きているなと感じることがあります。
私たちが、こういった行事を新たにやってみたい。など先生たちに話すと、それを実現するにはこういったことをやる必要がある、こういう理由があるから難しいなどの助言をくれた上で最大限手助けしてくれます。
そのおかげもあって、私たちの代では、今までになかった行事がいくつも出来て、来年以降も受け継がれていきました。
こういった経験は社会人になっても新規事業をたてたりするときに役に立つものです。
やみくもにやってもできませんが、周りの協力を得たり、正しいやり方を知ることで大抵のことは実現可能なんだと教えられました。
それでは大学の話に戻りましょう。
大学というコンテンツはオワコン
なぜオワコンか?
今の大学生の生き方に原因があります。彼らは今、100年ほどの人生を生き抜くのに、大したスキルを磨かなくても生きていくことができる現状があります。
これは、数十年前の世代ではなかった豊かさが原因です。
これだけ豊かな世の中で、自分に能力やスキルがないと生きていけない。と感じて動き出すことは、とても難しく少数派になります。
なので、どんどん能力やスキルを身につけたいやる気勢と、残りの人生を無理せず楽に生きることを選んだ悟り勢に2極化しています。
そして、やる気勢がやる気をだしても、大学で学べることはとても少なく、基礎程度のものになります。では、どこで学んでいるのか?
独学をするための体制が整い始めている
現在はどんなことを調べていても、応用レベルのものまでならネットや本にいくらでも情報があります。そして、オンラインサービスでの教育系コンテンツは年々増加しており、動画で専門技術を配信するものなどは質の高いコンテンツが提供されています。
また、オフラインでも企業や個人がセミナーやワークショップなどを開いていたり、ハッカソンのようなイベントも多く開かれています。なので、やる気のある人は大学にいなくとも、いくらでも自分で学べる世界が広がってきています。
大学はもはや、大学卒の資格取得機関に成り果てている
私は、大学はおよそ400~500万円で通うことが出来ます。
もし、大学卒業の資格を100万円で販売されていたら、やる気のある人はそれを購入して残りの300万円などで本やイベント、機材に投資したほうがよっぽど学べる時代であると思いました。しかし、日本の就職は能力を見るようになったといっても、未だに学歴をかなり重視しています。真に学歴社会が終わった時には、大学は教育機関としての存在意義がなくなると思います。
就職活動の現状についてもどうぞ。