できることなら働きたくないブログ

働きたくない。働きたくないから、考える。

なぜスーツを着なくてはいけないのか?腹落ちしないので考えてみた。

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みなさま、お疲れ様です。

 

今宵は「なぜスーツを着なくてはいけないのか?」について考えていきたいと思います。(記事執筆中が夜なので)

 

なぜスーツを着ることに対してそこまで疑問を覚えたのか。

まず、なぜこのような記事を書くにいたったのかをお話させてください。単刀直入に言わせていただきますと、私はできることならスーツを着たくありません。なぜなら、スーツにはジャケットがつきものです。今は6月、夏目前といった時期でしょうか。すでに気温30度に昇る日もあるくらいですし、ジャケットを着て仕事なんて考えるだけで暑いです。それに加えてジャケットは肩の部分が重いのです。着ているだけで疲れてしまいます。さらに言わせていただくと、着ているだけで気を張るため、普段よりも気疲れしてしまいます。まぁとにかく何が言いたいかというと、スーツはデメリットが多いように感じるのです。

 

そもそも、小さい頃からスーツを着る機会などめったにありません。しいて言えば、成人式と大学の入学式くらいのものです。ほんとうにそれくらいです。就職活動の際は、「私服OK」のところを探しました。当然ですね。スーツを着たくないわけです。

  

そんな「私服OK」な企業に入社することができたのですが、完全に「私服OK」なわけではないのが現状です。私服というと、本当にどんな服を着ていても良いように感じます。しかし、実態はいまどき流行りの「オフィスカジュアル」や「ビジネスカジュアル」だったりします。これは厳密には私服ではないのではないか?と思います。へたをするとスーツよりも値段が高いケースがありますし、毎日着るのであれば、何着も揃える必要がでてきてしまい、かえって大変です。

 

それでもオフィカジ・ビジカジはスーツに比べれば身軽で疲れません。そこまで気疲れの心配もありません。しかし、どうでしょうか。日本では役職などがついてくると、取引先など、相手に合わせてスーツを着始めます。おいおい、オフィスカジュアルじゃなかったのか?といいたくなります(実際にはそんなこといえませんが)

 

とくにスーツを着る機会が多い方というのは、決まって仕事が出来る方が多いのです。仕事ができるので、多くの案件で担当になる。担当になると取引先と会う機会が多くなり、スーツを着る。これはおかしくないでしょうか?仕事ができるならば、評価されて私服OKになったりしないものなのでしょうか。

 

海外に目を向けると、Google社などでは私服OKになっています。Googleと聞くと、仕事がものすごく出来て、私服なイメージがあります。ビジネスカジュアルなどではなく、本当にラフな「真の私服OK」です。

 

たしかにわかります。スーツは他のどんな服装よりも礼儀正しく見えます。きっちりとしたスーツを着ている方は誠実に見えますし、それならスーツを着たほうが交渉や提案時などにおいて捗るのが想像できます。

 

でも、私の中で「なぜスーツを着て仕事をしなくてはいけないのか?」という疑問に対して、ハッキリとした回答がだせません。なので腹落ちしないのです。

 

これは大変なことです。もし、自分の部下に「なぜスーツを着なければいけないのですか?我が社は私服OKなのではなかったのですか?」と聞かれた際に、返す言葉も納得のいく説明もできません。

 

自分と将来の部下に納得のいく「スーツを着る理由」を説明するために。

ということで、スーツを納得して着るために。もしも部下ができたときにスーツをなぜ着るのか説明するために、私は今からスーツを着る理由を考えていきたいと思います。(だいぶ長くなりました)

 

スーツを着るのは社会人です。なので、まずは社会人という立場について考えてみます。社会人というのは、大学生の「自分中心」から「相手中心」の考え方・行動になることが求められると、新人社員研修でならいました。ここにヒントがあるのではないかと思います。

 

スーツを着るシーンを想像します。そうすると、営業をする時・打ち合わせや報告会をする時・謝罪をする時など、人前に出るビジネス上大事なシーンが多いことがわかります。つまり「相手」に好印象をあたえることが必要な場面で、適した服装が「スーツ」ということなんでしょう。

 

それでも、そんなにスーツを着ることで好印象を与えられるのか?疑問です。

そこで「スーツ 着る理由」と検索して1位にでてきたこの記事を読んでみると、とても良いことが書いてあるではないですか。

なぜ男はスーツを着なくてはいけないの?:けんじろう と コラボろう!:オルタナティブ・ブログ

 

「服装などというどうでもいいものにこだわらずに相手や慣例に簡単に合わせられるスーツを着て、プレゼンや仕事の内容のような本質的で重要な部分で徹底的にこだわりを持つ」

 

なるほど。そういうことか。私服もスーツもビジカジもあまり意味はないのか。「真に仕事ができる人」にとって服装はささいなことでしかないのですね。「プレゼン」や「仕事」においての徹底的なこだわりの一部としてのあくまで"相手に合わせた服装"が「スーツ」ということ。つまりは、仕事の効果を最大化させようとした結果、選んだのが「スーツ」。それでは仕方ないですね。(前置きは長かったのに、わりとすんなり納得した)

 

みんな。自分に部下ができたらこう言って説得しよう。

俺はスーツを着たくて着てるわけじゃない。仕事にたいしてこだわっているからスーツなんだ(キリッ